動物的本能!嫌なにおいは「危険」と判断される
近年、さまざまなハラスメントが取りざたされていますが、その中でもスメルハラスメントというものをご存じでしょうか?
スメルハラスメントとは、スメル(におい)ハラスメント(いやがらせ・いじめ)という意味で意図的か否かに関わらず、においで相手を不快にさせてしまう事象のことを言います。
ハラスメントと言えば、職場で問題になることが多いですが、プライベートでも、それが原因で人間関係がうまくいかないケースというものがあります。
ただ職場と違って、プライベートでは、「嫌であれば距離を置く」などの対処ができてしまうので表立って問題になることが少ないのです。
しかし、婚活の場では何かと話題にあがるのが「におい」です。
ヒトの脳は嫌なにおいを察知すると「危険だ」と判断するようです。
これは本能的なもので、視覚や聴覚のような『遠受容性感覚』とちがって、嗅覚によりにおいを察知するには相手(敵)との距離は近くなります。
つまり、匂いを嗅いでから危険かどうかを判断していたのでは自分の身が危険にさらされてしまうという事なんです。
さらに、脳の中の嗅覚情報を処理する部分は、記憶をつかさどる海馬と隣り合わせになっていることからにおいは記憶と強く結びついている感覚だと言われています。
アルツハイマー病を発症すると、匂いの感覚や記憶から失われていくことが分かっています。
なぜ自分のにおいに気がつかないの?
人の嗅覚には「順応」というものがあり、同じにおいを長時間かいでいるとにおいの感じ方が弱まってきます。
自分の家のにおいが気にならないのはそういうわけですね。
ヒトの体は発熱体なので、上昇気流によりあらゆる部位のにおいは頭上に集まりやすいのです。
そのにおいを自分の鼻でダイレクトに嗅いでいるので自分のにおいは自分では気がつきにくくなってしまうんです。
じゃあ、どうやって気がついたらいい?
「においに気がつく方法」をネットで検索すると、
・友人に嗅いでもらう
・家族に聞いてみる
・においを数値化できる機器を買う
などの情報がありますが、実際これやろうと思うと難しいですよね。
友人にも家族にも、断られそうだし、そんなことお願いするのはこちらだって嫌ですよね(笑)
だったら、自分のにおいを確認するまでもなく今日からいいにおいをまとったスマートな紳士、淑女になってしまいましょう!
心配することはありません。
大人の男女のほとんどがにおっています。
香水のつけすぎは、かえってスメハラになる?
確かに、ヒトの汗や体臭と香水のにおいが混ざってより強烈な複合臭になることへの注意は必要です。
いやなにおいを抑えることといいにおいをまとうことを、別のタスクとして考えるといいでしょう。
ボディーシートで汗をこまめに拭く
毎食後と人と会う前には歯みがきをする
などを習慣化しましょう。
香水をつける場合は、ワンプッシュだとにおいすぎる事もあるので、半プッシュくらいにするなど調整するといいと思います。
自分の好きな香りを見つけるのも楽しいでしょう。
ちなみに私の1番のお気に入りはラルフローレンの「ロマンス」で他の香水を買っても結局これに戻ってきます。
においでビジネスの成績があがる?!
ヒトの印象に影響を与えるにおいはビジネスにも影響すると言えます。
ある実験で、いいにおいのする環境と何もにおいのしない環境で100人にアンケートへの協力を依頼したところ無臭の場合は20人しか承諾してくれなかったのに対していいにおいの場合、56人もの人が承諾をしてくれ約3倍近い結果がでたのです。
このようにヒトは生理的に好ましい状態にあるときに、相手の話を聞き入れやすくなります。
ビジネスの現場では、自分の意見を聞き入れてくれるか否かは大きな差になりますよね。
におい予防というと、億劫に感じる人もいるかもしれませんが、洋服や靴を選んだり、髪型を整えたりすることと同じように「におい」をオシャレのひとつとして楽しんでみましょう!
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