上記にも書いたように、結婚相談所でのデートでは、「当日のキャンセル」は基本的にペナルティ扱いとなります。
しかし、これは本当に体調が悪くなってしまった場合にはその限りではありません。
そのような不可抗力の場合には、ペナルティにはなりません。
前日、少し調子が悪いなと思って様子を見ていたけれども、当日朝起きたら完全にダメだったという事もありますよね。
そんな時には、行けない事が分かった時点ですぐに担当カウンセラーに連絡をしましょう。
また、交際中という事はお相手とも直接連絡を取っていますから、カウンセラーに相談したあとにお相手にも、行けなくなってしまった理由を連絡しましょう。
どのように伝えたら誤解がなく伝わるのか、迷う方は伝え方をカウンセラーに聞いてから連絡することをおすすめします。
体調不良で当日キャンセルした場合に相手が真っ先に思うことは「体調を理由にお断りしようとしている？」「もしかしたら自分に会いたくないのかな？」です。
強い信頼関係ができるまでの期間は自分だけではなく相手も自信がない場合がほとんどです。
勘違いや誤解で関係が終わってしまわないためにも、きちんと分かってもらえるように伝える必要があるので、できればカウンセラーに相談したうえで相手に連絡できるといいでしょう。

デートに行けないほどの体調不良ではない場合は、行くこともあると思います。
そのような場合にも、その事実を相手に伝えて配慮してもらった方が良いのか、それとも相手に気を使わせてしまうから内緒にしておいた方がいいのかと言う悩みが出てくると思います。

せっかく時間を取ってもらっているのに、体調不良を伝えることで場がしらけてしまう可能性もあるし、つまらないと思われたら次のデートに繋がらないかもしれないと心配になるかもしれません。
特に、異性との関係において「自分さえ我慢すればいい」という考えを持っている人は、黙っているという選択をしてしまうことが多いと思います。

結論から言うと、これはきちんと相手に伝えておいた方がいいでしょう。

黙っていても無理なく過ごせるなら問題ないかもしれませんが、例えば行く先のお店を変えてもらうとか、デートプランを変えてもらうためには、なぜお店を変える必要があるのか伝えなくてはいけません。

また、デートに行くまでは大丈夫だったとしても、途中で辛くなったり体調が悪化することもあるかもしれません。
その時に急に言うよりも前もって伝えておいた方が安心です。
大げさに伝える必要はありませんが、「数日前から少し調子がよくない」程度のことはきちんと伝えましょう。
男性は、女性の体調に関しては意外と無頓着なものです。
特に健康な方ほど、なかなか理解できない部分でもあるので、きちんと伝えてあげることの方が丁寧で親切でもあります。

結婚生活では家族になるわけだから、当然、相手の体の癖や健康状態も把握しておきたいですよね。
生活に直結してくる大事な問題なので、夫婦になるにあたっては、きちんとそのあたりも理解してもらわないといけません。
また、相手が体調不良になった時、男性にとっては介抱しなければいけなかったり、奥さんがやっていた家事を自分が代わりにやらなくてはいけなくなります。
そのように、自分にとって思い通りにならない状況になった時に、どういう風に対応してくれるかも相手を判断する大事なポイントです。

相手を思いやる事よりも、自分の欲求（思い通りになること）を優先させるような相手の場合だと、その先が思いやられてしまいます。
デートの時に、タイミング悪く体調が悪くなってしまったと思うのではなく、相手との関係を深めるチャンスだと思って対応してみましょう。